「新しい方が常に正しい」という、クリエイティブの法則

今朝、日課のモップ掃除をしていて、ふと思った。

僕たち大人は大概、古いものが好きだ。
立て前で、新しいものが好きと良いながら。

ルネッサンスやバウハウスや江戸文化を礼賛したり、
昭和の骨董品に貴重価値を見い出したり、
リサイクルだと称して使えなくなった物をこねくり回して利用もするし、
クラッシックも時々聞きますと良いながら、
やっぱりビートルズは良いよねと、デジタルリマスター版で再認識したりする。

ポスターは広告の文化だと声高らかに言うし、
仕事ではモリサワのフォントを使っているし、
デジカメが進化しても銀版には永遠に敵わないぞと議論し合う。

なぜかな。

みんな、祖先を大切にしたいし、先人達の知恵を無駄にしたくない。
自分が見て触れて勉強したことの方が正しいと思いたい。
経験が何にも勝ると信じたい。
そうして自分を正当化したい。

から?

そして、
新しいものをリサーチする根気や時間がない。
自分のストックや引き出しから使った方が簡単で便利。
自分よりずっと年下の奴らの作ったものなど、チャラくて軽薄に見える。
自分のカラーでない。

との、人にはまず言わない理由で、
新しくて尖ったものを理解する振りだけして遠ざけている。

でも、ほんとにクリエイティブでいたいなら。

ルネッサンスもバウハウスも江戸もモーツァルトもビートルズも、
プッシュピンのポスターも既存のフォントも手塚治も宮崎駿も黒沢も、
大事にしている画集や写真集も、
自分が勉強してきたことを全部棚に上げてしまおう。

「自分が持っているものより、もっていない新しいものの方が、常に正しい」
そういう法則を自分にしみ込まさなくては。


以上、自分への戒めでした。

2009.11.20 Friday 23:06 | ひとり言 | comments(1) | trackbacks(0)

コメント
う〜ん、その通りだと思います。
未知なものにアンテナを向け吸収していく元気と柔軟さを忘れないでいたいです。
その上、神の声的な動物的カンも研ぎすませていたいですねえ。
yugi | 2009/12/07 6:49 PM
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